ご自宅の猫ちゃんが薬を飲んでくれず、困っておられませんか。ウチの猫(マルくん)にウチの奥さんが薬を飲ませる時に苦労していましたが、克服していました。その時は七転八倒していました。同じようにお困りになられている方もいらっしゃると思い記事にしてみました。参考になれば幸いです。
投薬用の市販のおやつの中に薬を入れてお皿で飲ませる
通販サイトやペットショップで、クッキーよりもっとやわらかい、約1センチ程度の円筒状の投薬用のおやつというものが販売されているそうです。(半生タイプ)その中に薬を埋め込んで、お皿に1個置いて食べにくるのを待つというのが最初に行った方法です。
初めは薬を入れずにおやつのみお皿に1個置き、様子を見ました。→食べました。
次に薬を埋め込み、お皿に1個置き様子を見ました。→食べました。(薬入り1回目、丸飲み)
2回目、1個が大きかった為、丸呑みせずに嚙んでしまいました。中の薬が出てきて苦かったらしく吐き出してしまい、それ以降すっかり警戒して、そのおやつは薬無しでも食べなくなってしまいました。(このおやつは賞味期限が長くなく、袋が小分けにもなっていなかったので、結構高かったそうですが処分となりました)
この方法で大丈夫な猫さんも沢山いると思いますが、マルくんはダメになりましたので、次の方法に移ります。
同じ種類のおやつで、別の味のものを食べさせる
同じシリーズで別の味のものがあったので購入しました。大きさも食べにくい原因かと思い、半分にして、薬無しでお皿に1個置きました。→警戒して食べませんでした。(これも処分・・・)

(奥さんが悩みだします。)本やネット、クリニックの先生に相談したりと大変になってきます。
オブラートにくるんでお皿で飲ませる
動物用のオブラートというものを、通販サイトで見つけたので、購入しました。
薬の大きさは、マルくんの症状で変わりますが、今回のものはビオフェルミンと同等サイズでしたので、半分か4分の1に割り、オブラートも半分か3分の1にカットし、小さいカタマリを作って、それを、カリカリとウェット状のキャットフードに薬入りのオブラートを数個混ぜて、薬を見えないようにして、お皿に入れ、置いておきました。→食べました。(3か月程度、この方法で行けました)
猫用のオブラートが高価だった為、人用のオブラートを購入し4分の1カットで食べさせていました。(1か月程度は、これでいけました。)
ところがある時、匂いでばれてしまったのか、口にしなくなってしまいました。更には、ご飯も残すようになってしまいました。(しばらくしますと、ご飯は食べるようになりました)
鼻水が止まりません。何とかして薬を飲ませたい。

次の方法にまいります。
猫の口を開き、スプーンでオブラート入りの薬を水で流し込む

次は口を開けさせて、飲ませる方法です。大変ですが、もうこの方法しかありません。
クリニックからいただいている薬は、症状によって種類が変わり、種類によって大きさが変わります。
その時の薬の大きさは、ビオフェルミンの2倍近くありましたので、4分の1に割り、オブラートに包みスプーンに水を入れ、マルくんの口を手で開けて飲ませる事を試みます。
マルくんの、ホウボネを、親指と人差し指で軽くもってあげると、やがてゆっくりと口をあける。少し、顔を上にあげ気味にする。
顔が上がってきた所を見はからい、スプーンで薬入りのオブラートを水で流し込む。一瞬ビクッとするが、口を閉じて上を向かせて喉をさすってあげる。
これが、なかなか成功しません。水だけ飲みこんで、薬ははきだしたり、逃げられたり。
口を開けてから、そのスキを逃すまいと、急いでスプーンを口に持って行っていましたが、そこが良くないようでした。
落ち着いて、ゆっくりとスプーンを口に持っていくと、水と薬を飲んでくれるようになってきました。
人間側が緊張するのが、猫に伝わってしまっていたようです。
猫の口を開き、そのまま飲ませる

薬が小さめになったこともあり(ビオフェルミン4分の1)、オブラートにも包まず、口に入れて、シリンジ(注射針のない注射器)からの水で飲みこむようになりました。シリンジからの水は、水とわかれば、ペロペロと舐めました。
マルくんは投薬は克服出来ました。しかし、鼻水は、なかなか治りません。
まとめ
猫に薬を飲ませる方法をお伝えいたしました。皆様の猫さんはここまでしなくても薬を飲んでくれると思いますが、飲まないときは、試してあげてください。
